チャイとは?チャイの歴史やチャイの10つの効果と効能

チャイとは?チャイの歴史やチャイの10つの効果と効能

うだるような天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

毎日猛暑が続くと身体や気分も疲労し、夏バテを感じてしまう人も多くなります。

そんな時には、暑い国インドのスパイスを効かせた「チャイ」はいかがですか?

そもそもチャイってなんなの?という人のために、今回はチャイの歴史やチャイがおすすめな 理由、インド人伝授のチャイの美味しい入れ方、そしてチャイに合うおすすめスイーツなどに ついて詳しくご紹介したいと思います。

そもそもチャイとは?

チャイ

まずはじめに、チャイについて詳しくご説明しましょう。

「チャイ」は中国語の「茶」が由来で、インドでは「チャイ」は煮出した甘いスパイス入りミルクティーのことを指します。

このインド発祥の、スパイス入りのミルクティーの飲み物の正式名は、「マサラチャイ」と言います。

しかし、本来「茶」全体を指していた「チャイ」は現在、世界中でマサラチャイのことを指し示す言葉として多く認識されています。

参照:Wikipedia

チャイの歴史

ちゃいの歴史

紅茶やチャイの歴史は紀元前の中国の「茶」からスタートします。

中国やチベットの山岳地に自生していたツバキ科の常緑樹の茶葉を採取し、ウーロン茶のような「中国茶」が作られ、それが日本に伝わり、緑茶の基礎となる「日本茶」として進化しました。

日本茶の歴史は中国に次いでとても古く、日本書紀にも登場します。

諸説ありますが、当時は中国茶や緑茶の茶葉をヨーロッパに船で運ぶ際に、長旅で茶葉が自然発酵してしまい、それが「紅茶」の原点として誕生したのではないかと言われています。

芳醇な香りを楽しむ「紅茶」は17世紀頃に砂糖と共に、とても高価な舶来品として、ヨーロッパの貴族や文化人の間で広まりました。

その後、インドでも沢山、紅茶用の茶葉が作られることになるのですが、植民地時代にはインドで栽培された良質な紅茶は、その殆どがイギリス輸出用として生産されていました。

当時から紅茶は高級品として、ごく一部の特権階級の人々にしか出回らなかったのですが、インド国内の、商品にならない残り葉のカスをインドの人々が、美味しく有効活用して飲むたに、沢山のミルクと砂糖、そしてスパイスで味付けて作り出したものが、チャイの発祥と言われ、現在まで世界中の人々愛される飲み物となりました。

参照:日本紅茶協会

チャイとミルクティの違い

ミルクティー

チャイとミルクティは同じように紅茶とミルクを使用しますが、どういう違いがあるのでしょうか?

詳しくご紹介しましょう。

両方とも材料は同じ茶葉を使いますが、ミルクティが普通に市販されている茶葉やティーパックを使用するのに対し、チャイはCTCやダストという粉末状の茶葉を使用して作ります。

ミルクティーは出来上がった紅茶をカップに注いだ後にミルクやお好みで砂糖を入れますが、チャイは鍋などで水にスパイスを入れ、次に茶葉を入れて、沸騰させ、最後にミルクと砂糖をたっぷり入れて沸騰直前まで温度を上げて作ります。

つまり、チャイとミルクティは茶葉・作り方、そして風味も異なる飲み物なのです。

チャイ(紅茶)のカフェイン

チャイのカフェイン量

チャイ(紅茶)にカフェインはどの位なのか?コーヒーの代わりになる程のカフェイン量があるのかについてご説明しましょう。

カフェインは中枢神経を興奮させ、眠気を覚ます効果がある一方、過剰摂取すると不眠、興奮、下痢などを誘発します。

さて、チャイのカフェイン量はというと、ペットボトルコーヒーのカフェィン量180㎎の約半分65㎎程のカフェインが含まれているという研究データがあります。

これは、ほうじ茶より少し少なく、緑茶より少し多いというカフェイン量になります。

チャイや紅茶を眠る前に飲みたい時は、煮出す時間を半分にするなど、少し薄めることで、カフェイン量を調整すると良いでしょう。

参照:国民生活センター 

チャイがおすすめな理由

スパイスが沢山入ったチャイは、様々な作用ゆえに、暮らしに欠かせない飲み物として人々から愛されてきました。

チャイに入れるスパイスは各家庭でブレンドが違いますが、多く使用されているのが下記のようなスパイスです。

  • シナモン
  • カルダモン
  • クローブ
  • ナツメグ
  • ジンジャー
  • ペッパーなど
これらのスパイスは、以下のような身体にとって実に有効な働きをしてくれます。
  • 滋養強壮
  • 血行促進
  • 消化促進
  • 殺菌
  • 整腸作用
  • リラックス
  • 安眠
  • 抗酸化作用
  • 利尿作用
  • 覚醒作用
  • 健康回復など

インドは日本以上に高温な土地が多く、酷い時には気温が50℃を記録することもある国です。

そんな気候で暮らす人々はチャイを始め、生活にスパイスを沢山取り入れており、そのスパイスが疲労回復や免疫力向上の一助となっているのです。

「疲れたらスパイスを取れ」とのパワーメッセージをくれるインド人がいますが、チャイは今までスパイスに馴染みがなかった人でも、お手軽に数種類のスパイスを、味わいながら摂取できるおすすめの飲み物なのです。

チャイの10つの驚くべき作用

先ほど、チャイのおすすめの理由をお伝えしましたが、こちらでは更に詳しい10つのチャイの驚くべき作用について詳しくご紹介していきましょう。

チャイはもちろん、誰もが楽しめるお茶であり、医薬品ではありませんが、アユールベーダが盛んなインドではチャイの効果効能の素晴らしさから多くの世代の人々に愛されています。

チャイの素晴らしい作用は、以下のとおりです。

  1. 茶葉に含まれる豊富なタンニンが気分を落ち着かせ、不安を和らげる
  2. タンニンは虫歯菌を抑制し、体臭や口臭を抑える働きもする
  3. チャイには紅茶ポリフェノールが多く含まれ、シミやシワに有効な抗酸化作用に優れる ため、アンチエイジングも期待できる
  4. スパイスに含まれるシナモンには、免疫力向上、抗菌、抗真菌、抗炎症作用がある
  5. シナモンには豊富なカリウムが含まれ、チャイのカフェインとの相互作用でデトックス 作用、利尿作用が働き、むくみの解消が期待できる
  6. スパイスに含まれるカルダモンには、消化促進、抗菌作用、筋肉痙攣、抗うつ作用がある
  7. 牛乳に含まれるオピオイドペプチドには、神経を鎮静させ、リラックスさせる作用や、トリプトファンが含まれ、鎮痛作用に優れている。
  8. チャイに含まれるカフェインで気分転換ができる
  9. スパイスには腸内環境を整え、血行促進作用があるので冷え性などにもおすすめ
  10. 紅茶うがいをすることで、紅茶に含まれるテアフラビンが作用し、抗インフルエンザ、抗ノロウイルスの作用がある
日本の薬事法では効果効能を謳うことは法律で禁じられていますが、この作用はインドなど海外のものとしてご参考ください。

インド人伝授!美味しいチャイの作り方

チャイ

美味しいチャイは、日本茶や中国茶と異なり、様々なスパイスを使用するため、作り方にちょっとしたコツが必要です。

こちらではインド人料理家指導による、美味しいチャイの作り方をご紹介していきたいと思います。

【用意するもの】

  • 紅茶茶葉
  • 砂糖もしくはハチミツ
  • チャイ用スパイス(ロール状のシナモン、カルダモン、クローブなど)
  • 温めたカップ

茶葉は様々なものがありますが、本場のおすすめ茶葉は、丸い粒々の紅茶葉「CTC」です。

CTCとは、Crush/ Tear/ Curlの略語で、紅茶を潰し、小さく丸める加工をした茶葉で、これを使うことで、旨味とコク溢れる、濃厚で香り豊かなチャイが作れます。

インドでは一級品紅茶の残り葉を使用したCTCが主流で、茶葉自体の値段もお手頃なことからこの茶葉を使っている家庭が多いです。

次にスパイスですが、ロール状のシナモンを手で折り、カルダモンをすりつぶし、クローブを鍋に入れて水から、色が出るまでぐらぐら煮立てます。

次に茶葉を入れて、茶葉が躍りだしたら、たっぷりの牛乳と砂糖を加えて、煮立つ前に火を止め、茶こしでスパイスのガラを取り除きながら温めたカップに注ぎます。

スパイスや茶葉を煮出すタイミングや量などで、随分とチャイの味が変わります。

お好みでジンジャー、ナツメグ、それ以外にも様々な自分好みのスパイスでアレンジしてみるのも、楽しみの1つです。

スパイスは直前にちぎり、すり鉢ですりつぶすと、より香りが引き立ちます。

お手軽に作りたい人はチャイ用にブレンドされたスパイスも販売されています。

このブレンドタイプの粉状のものを使用する際には、カップに入れたチャイに1振りすると少々粉っぽくはなりますが、香りがパッと引き立ちます。

アイスチャイを楽しみたい方は、ちょっと濃い目にチャイを作り、ロックアイスなどの、大きめの氷を入れたグラスにチャイを注いで作ります。

チャイを入れる時、日本の茶道の様な古式ゆかしい作法などはありませんが、例えば抹茶をたてるのが上手な人がいるように、チャイ作り名人とも言える腕前の、素晴らしいチャイを入れてくれる人がいます。

今回ご紹介したチャイの入れ方は、ごく簡単で一般的な入れ方ですが、どうやらスパイスの投入のタイミングにコツがあったり、沸騰してから茶葉を入れるなど、名人は少しずつちょっとした工夫をしているようです。

極めだすと奥が深いチャイづくりは、とても楽しいものです。

チャイに合うスイーツ4選

チャイに合うスイーツ

ここでは、甘くスパイシーなチャイによく合うスイーツを4つご紹介しましょう。 チャイに合うおすすめスイーツは、
  • ビスケット
  • スコーン
  • シフォンケーキ
  • きな粉わらび餅

など、和洋中どんなものにも合います。 チャイ自体がスイーツ感覚の飲み物なので、スイーツを一緒に楽しみたい時は、砂糖ではなく、はちみつを砂糖代わりにチャイに入れてみるのも良いでしょう。

インドではチャイに水気の少ないパンを浸して食べる人も多いことから、ビスケット、スコーンなどをチョイスしましたが、和菓子とのコラボレーションもおすすめで、きな粉を使ったわらび餅なども美味しくいただけます。

まとめ

今回はチャイについてその、歴史や美味しい入れ方、おすすめのスイーツをご紹介しました。

夏バテの予防や疲労回復には、スパイスを上手く取り入れることが大切で、胃腸の働きを活発化させ、リラックスもできる「チャイ」はとてもおすすめです。

チャイを上手に入れるには、ちょっとしたコツも必要ですが、普段の食事ではあまり馴染みのない「オリエンタルなスパイス」を日常に取り入れることで、貴方の日常に新しく豊かな彩を 与えることでしょう。

是非この夏、自分に合ったスパイシーなチャイを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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